爪が割れる!?傷みの原因や対処法、保護液の塗り方は?
【爪が割れる!?傷みの原因や対処法、保護液の塗り方は?】
女性にとって、手元は最も気になる部分ですよね。
ある程度伸ばして、適度な長さのナチュラルな素爪の手元や、マニキュアやジェルをつけたりとさまざまな楽しみ方があります。
それなのに、伸ばそうと思っていても自爪が先から亀裂が入り割れるなんてしばしば……。
数ミリ伸ばすだけでも大変、という人も少なくないようです。
今回は、爪が割れやすい人必見!
傷みの原因や対処法をくわしく解説します。
また、すぐできる爪の保護液の塗り方などもご紹介しているので、爪のお悩みがある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
【爪が割れたり傷む原因は?】
爪がすぐ割れたり、傷んだりする原因とはいったい何なのでしょうか?
まず、その原因について見ていきましょう。
<1. 爪の乾燥>
爪が割れたり亀裂が入る原因で一番多いのが、爪自体の乾燥です。
爪は、ケラチンというタンパク質を主成分とし、形成されています。
このケラチンが不足すると、爪自体に適度に含有されていた水分が失われ、脆くなりやすいのです。
これは水仕事で手が荒れている人に多くみられ、また栄養不足や老化・紫外線による極度の日焼けも乾燥に繋がりやすいといえるでしょう。
他にもマニキュアをオフする除光液や、ジェルオフ時のアセトンの過度な使用でも乾燥しやすくなります。
<2. 二枚爪や薄い自爪>
素爪でよくある悩みが、二枚爪。
これは、先で述べた「爪の乾燥」からくることもある反面、外的衝撃で二枚爪になりやすいです。
さらに、無理なジェルの取り外しによって、自爪の表面がジェルに引っ張られ二枚爪になることも。
また、ジェルを塗布する前のサンディングのしすぎも、爪が薄くなる原因となるので注意しましょう。
爪の構造は1層に見えて、実は3層構造です。
ちょっとの外的刺激や、無理なジェルオフで空洞ができ、爪の表面がぺりぺりめくれる状態になることを指します。
そして、爪切りの使用が二枚爪の原因となることもあります。
中には元々薄い自爪の体質の人もおり、栄養状態や乾燥などと関係なく割れやすい人も。
二枚爪になると割れやすく先から裂けやすくなってしまいます。
<3. 爪のトラブル>
爪甲縦条(爪の深い縦筋)や爪甲横溝(爪の深い横筋)などで、深いすじが入っている場合も爪が割れやすくなる傾向に。
爪の縦筋は乾燥や老化で入りやすく、横筋は爪の根本の爪母(白い半月方の部分や甘皮付近)でトラブルがあった場合に発症しやすいと言われます。
縦筋の場合はほぼ気にする必要はありませんが、横筋の場合は薬剤の影響や感染症、爪甲剥離などあらゆる可能性が考えられます。
そして、爪を噛む癖も爪が割れやすくなり、でこぼこになる(波板状爪)原因に。
爪に異変が見受けられた場合は、皮膚科などの受診がおすすめです。
【爪割れ対策や対処法】
それでは、ここでは、爪割れ対策と対処法、最後に保護液・補強液の塗り方などをご紹介していきます。参考にしてみてくださいね。
<オイルや保湿液>
自爪が割れやすい部分に、「ストレスポイント」という場所があります。
伸びた時の白い爪の部分(フリーエッジ)と、ネイルベッドの境目の部分です。
このストレスポイントは、爪が薄くなっていたり二枚爪だと、爪の先端にかかる衝撃でひびが入ったり亀裂が入りやすいところ。
爪はタンパク質で形成されているので、爪全体にしっかり栄養補給を促しましょう。
オイルや保湿液、クリームなどで、しっかりとケアを日頃からするのが有効です。
また、食事で体の内側から爪を強化するのもおすすめ。
タンパク質を含む食品をはじめ、ビタミンAやE、アミノ酸、鉄分、カルシウムなども強い爪を形成するのを助けてくれるでしょう。
<爪の切り方、整え方>
亀裂や割れ防止に有効なひとつに、爪の切り方があります。
一般的な爪切りは、簡単にパチンパチンと爪を切れて気持ちが良いものですよね。
しかし、実はかなり爪先に衝撃を与えています。
ジェルをつけている際に爪切りで切ってしまうと、剥がれやすくなるのと同じ原理で、三層構造のネイルベッドに空洞ができやすくなりダメージのきっかけに。
爪切りで爪を切る場合は、お湯に数分手を浸したり、お風呂上がりだったり、爪が柔らかくなったタイミングで切るのがよいでしょう。
そこでおすすめの爪切りはネイルニッパー。
さらに、特に爪が薄くなっていたり弱っていたりする場合は、ファイルなどのネイルやすりがおすすめです。
爪を伸ばす時に、自爪をポイント(尖らせる)やオーバル(細めの丸め)にするのも亀裂や割れに繋がります。
割れやすい人は、ラウンド(ネイルベッドに沿った形)スクエアオフ(角をなめらかにした四角)にしましょう。
<ネイル保護液・補強液などを塗布する>
爪が割れやすい人やダメージで薄くなってしまった人の強い味方となるのが、ネイル保護液や補強液です。
トリートメントする美容液タイプやオイルタイプから、強化剤として使用するコート材まで幅広く販売されています。
サンディングやジェルオフなどで、傷ついた自爪の場合は、補強液であるベースコート材を自爪に毎日薄く塗り、オイルでトリートメントするという方法がおすすめです。
最近では、ノーサンディングジェル(ジェル塗布前にファイルなどで密着のための傷をいれない)が主流になりつつあります。
ジェル自体をノーサンディングに変えることで、爪の強化になる場合もあるので検討するのも良いでしょう。
そして縦筋などには、ケラチンとなるタンパク質やアミノ酸、乾燥防止の保湿効果がある爪美容液タイプがおすすめです。
直接爪に栄養分をたっぷり入れて、爪の強化作用にも繋がります。
弱った爪は3ヶ月〜半年ほどで新爪に少しずつ入れ替わるので、コツコツと保護液や補強液を塗り、オイルやクリームで保湿しながら、気長に自爪をいたわりケアするのがポイントです。
【まとめ】
今回は、爪が割れやすい場合の原因や対処法、保護液の塗り方を解説していきました。
爪が割れやすかったり、亀裂が入ったりする原因は人それぞれです。
マニキュアやジェルネイルを楽しむためには、健康な爪が一番!
自分に合った方法で、補強・保護しながら自爪をケアし、いたわりましょう。
本記事の方法をぜひ参考にしてみてくださいね。
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